勝手に私が「生産終了か！？」と、盛り上げているVAIO Pシリーズですが、先ほど、やっと自分の分をオーダーすることができました。

なんとか希望通りのスペックでギリギリ滑り込みセーフ的に購入することができました。ま、そんなわけでモデルレビューではないんですが、私がVAIO Pを購入するまでのいきさつを簡単にレポートです。特に目新しい話はありませんので、お暇な方だけおつきあいください。m(_ _)m

 

ちなみにVAIO P購入にあたり何が障害だったかというとソニーカードです。昨年まではソニーカードゴールドの会員だったんですが、そのまま移行すると最高額のコースに移行されてしまうので、一度退会する必要があったんです。

☆当店blog　10.3.29「新ソニーカードのお得なコースを選ぼう！」　
☆当店blog　10.4.2「ソニーカードゴールドの切り替えの話」　

んで、新しくソニーカードを作るときは何か大きな買い物をしたときに、とか思ってズルズルと日が経ってしまい、これはアカン。早く作らないと小物を買うときの3%オフ決済ができない、と思って、昨年12月にカード申し込みで買い物なしで単独でカード作成。

銀行印とか身分証明の書類とかを送らなければいけないのに年末年始にそれをダラダラとやっていて、免許証のコピーを送ったのが先々週の話。その後、急にVAIO Pの生産終了が見えてきてしまって（あくまでも当店の推測です。メーカーさんから公式に発表はありません。この件でメーカーさんにお問い合わせすることはおやめください。）、あれよあれよとパーツが完売し始めていて、ソニーカードの到着が間に合うか！？　あと一つパーツが完売したら仕方がないので別のカードで買おう、という事態にまで追い込まれていたんです。

それがやっと、今日になって届いてくれて、なんとかギリギリセーフ、ということになりました。

あー、心臓に悪かった。 

 

ちなみに私は言い方が悪いんですがVAIOノートを買う必要はないんです。レビュー用に常に最新モデルが借りられるし、逆に自分のノートを持ってしまうとそういう新型モデルを触る時間がなくなってしまうため、極力買わないようにしていると言う方が合っているかもしれません。

このVAIO Pについてもそうで、うちのお店には展示モデルがなんと4台もあるんです。しかもスペックは最低から最高まで揃っていて触り放題、比較し放題。4台ともちゃんとセッティングして、昨年夏の発売以来、旅行に行くたびに持ち歩かせてもらっています。

旅レポートなどの下書き、写真データの編集などは半分、VAIO Pでやっているようなもの。お気に入りのモバイルノートなんですが、気に入らない点がひとつ。

本来、店頭展示用の貸し出し機になっているので、レンタルされている4台ともがWiMAXもWWANも搭載をしていません。せっかくのウルトラモバイルノートなのに、通信機能がないんですよ！　信じられますか！？　仕方なくイーモバイルのUSBモジュールをつけたりしていたんですが、これが最悪の使い勝手というか、せっかくモバイルグリップができるモデルなのに左につけても右に付けてもこのUSB通信モジュールが邪魔で邪魔で。(T_T)

店頭でWWANもWiMAXもデモはしないだろう、というところなので仕方がないんですが、ちゃんと通信機能を全部載せているVAIO Pが本当に欲しかったんです。

はい、今回は通信機能は全部載せ＋WiMAXの通信キャンペーン利用で購入しました。満足！

 

それと、VAIO Xが出たときに言われたんですが「ソニーVAIOの考える究極のモバイルはひとつの形だけではない」と言う話。必要なスタイルに合わせていろいろなモバイルVAIOがあって良いんじゃない？　ということでVAIO Wもあるし、VAIO Pもあるし、VAIO Xもあるし、VAIO Zだってあるし、なわけです。

505ノートでVAIOデビューをした私の場合、やはり使いやすさを考えるとB5ノートの方が使いやすく思えて、VAIO XとVAIO Pと、どっちのモバイルノートが良いのかなぁ。なんのために持ち歩くのかと言えばデジタル一眼αのフォトビューワだったり、メディアストレージだったりという役割も大きく、そうするとNTSC比100%の色再現ができるVAIO Xの方が良いんじゃないの、と自分では思っていたんですが、お客様に言われたのがこの「ジャストキーボードサイズ」。

なんでスマートフォンではだめで、VAIOじゃなきゃ行けないのかと言えば、ディスプレイではないんですよね。この最低限タッチタイピングができるサイズのキーボードが実は必要なわけで、そのキーボードのサイズに合わせてディスプレイを後付けしている、VAIO C1以来のこのスタイルこそが一番無駄のないデザイン。

それと、私にもいつも大きな影響を与えてくださるblog「It's a…」のakoustamさんのこのblogエントリーの前後にお話しいただいた話が頭を離れないんです。

☆blog「It's a…」　10.8.31「Rising Sun」　
☆blog「It's a…」　10.9.1「海道をゆく」　
☆blog「It's a…」　10.9.2「6時間走行、5時間半休憩」　
☆blog「It's a…」　10.9.3「思い出の中に」　

なんでVAIO Pを旅に持って行くのかと言えば、いつものデスクトップ環境に限りなく近い状態を持ち歩くため、という話だったと思います。彼は自転車で四国愛媛県から実家のある岡山県まで、サイクリストには超有名な「しまなみ海道」を自転車で300km走っているんです。

自転車の旅ですのでそれほど多くの荷物は持ち歩けません。それでも、VAIO Pと通信回線さえあれば、これがデスクトップ環境の最小最軽量の形になるわけでこれはこれで妥協のないスタイルになるわけです。

なるほどなぁ。。。正直、トラックポインタもスライドタッチパッドも私はあまり好きではないんですが、VAIO Pにマウスだけ加えて、それで通信回線さえあれば私にとってもそれが最低限のデスクトップ環境。

一度同じ様な事を私も6月くらいに試した事があるんですが、そうだ、これにマウスだけあればだいぶ良い感じになるじゃないですか。

だいたい、このときってNEX-5が出たばかりでそれが嬉しくてあちこちに自転車で遊びに行っていた頃で、NEX-5の
購入特典でもらったジャーナルスタンダードのウエストポーチにVAIO Pと交換レンズ、Xperia、モバイルWiFiルーターなどを全部入れてウエストポーチだけでサイクリングをしていたんです。

多少大げさですが、Xperiaなどのスマートフォンを持ち歩くのとそれほど大きく変わらない。それでいて、メモリースティック、SDカードのメモリースロットも装備しているのでカメラの映像をどこかに送信、アップロードすることも簡単にできるんです。

私の頭の中ではやはりスマートフォンは情報を受け取るためのツール。自分でデータを加工したい、情報発信したいという場合にはやはり自由度の高いモバイルVAIOに分があるんです。

これは6月に上高地に行ってきたときの1シーン。ハイクしてきて山小屋（というかここはお風呂も立派だったし旅館風でした）で夜を過ごしているときのものですが、その日に撮った写真やビデオを再生しながらミニ飲み会を開催中、という図です。

こうして写真でみるとすごく質素なんですが、楽しかったなぁ。。。AVCHDの動画撮影がNEX-5からできるようになっているので、ハイビジョン動画も入っているんですが、それも再生可能。

で、こうしてミニ上映会ができるのも魅力なんですが、それ以外にもVAIO Pの魅力ってあって。。。

こうしてUSB端子を使って周辺機器の充電ができるんです。2011年モデルのサイバーショット、ハンディカムからはUSB充電対応になるので、VAIO PとUSBの充電コードを持って行けば、VAIO Pが充電器になるんです。

これからはバッテリー充電器とか持って行かなくてもよくなるんです。ね、結構良いことずくめ。

ちなみに私も半年以上使ってきているので、いろいろ困った場面にも遭遇しています。まずはこれ、無線通信カードのEye-Fiなんですが、これがVAIO Pでは利用できません。他にもGPS-CS3Kで書き込みができなかったり、市販のSDカードUSBアダプターを使ってPS3に挿しても認識しなかったりします。

そういう時はEye-Fiカードに付属する専用のUSBアダプターを使えばOK。本体内のSDカードスロットが対応していないだけということのようです。

あとはマット塗装された独特の外装。これが意外と使用感が残るというか、手垢が残りやすかったりします。マット触感になっているので気にはならないんですが、プラスチックな感じでの指紋の残らない感はありません。

が、それもガラスコーティング・ブリス加工すればかなり効き目アリ。ブリスと言えば、VAIO ZやVAIO Xの光沢仕上げの天板でないと効き目がないように思っていたんですが、VAIO Pも効き目絶大です。

 

当店経由でVAIO Pをお買い上げの方は是非、当店店頭までお持ちください。その場ですぐに施工させていただきます。

マット仕上げと言ってもキズに強い保護などはされていません。目立たないというだけで普通にキズはつきますので、なにかしらカバーは必要。本体を買う前に先にキャリングケースだけは自分で用意していたりします。

 

こうして私のVAIO P購入作戦は着々と進んでいて、大ヒットした初代モデルの次にマイナーチェンジで出てきて、ちょっとだけどこかパワーアップしたモデルを買おう、と思っていたわけですが、昨年末にアクセサリーの大幅値引きセールがあったり、本体がやけに安くなっていたり、パーツがなくなり始めたので、なるほど、これはシリーズ終了なのか、と、勝手に予測。

先週まではベースモデル価格が64,800円～だったのに、今日時点でなんと74,800円～になってしまっています。

これはWEBカメラ搭載無しの選択がなくなったのと、SSDの64GBが選択出来なくなってしまっているから。それでベースモデル価格があがっているんですが、シリーズが続くならこういう売り切れの仕方はまずないはずなんです。

ボディカラーもブラック、ピンククロコダイルが選択できなくなっていますが、ブラックカラーなんて一番人気があるはずのボディカラー。これがないというのはヤバイ。

 

ということで、前置きが長かったんですが私が今回購入したのはこういう内容です。

ほぼフルスイング状態で購入することができました。これでワイド保証抜きで113,300円。本体価格が15,000円も値引きになったし、プロセッサー、ストレージがそれぞれ最大で1万円ずつ値引きになっているので、こうして全部載せ状態にしても10万円ちょっとで買えてしまうのが、今のVAIO Pなんです。

Atomプロセッサー搭載のネットブックなのに10万もするのか？　というと、そうではなくて、これ、SSDが256GBも積んでるわけですし通信機能もWWAN、WiMAX、無線LAN、Bluetoothとなんでも対応になって
いるんです。

大体デザインがチープじゃないし、自分で持ち歩く気になれるものってことでは、やっぱりVAIOじゃないとねぇ。

同時購入品ではカラーを揃えてくれているbluetoothマウスのグリーンを選択。

本当はメッセージ刻印サービスを利用してVAIO Pに入れたのと同じメッセージを入れたかったんですが、一度にメッセージ刻印を入れたモノ二つは同時オーダーができないそうです。あきらめました。

じゃ、別々に買えば？というところですが実は当店店頭でVAIOをオーダーすると「VAIOプラスワンキャンペーン」というのが利用できるんです。これはe-Sony Shopの店頭購入時に限るんですが、店頭特別クーポンを発行しており、コレを使うとVAIOと一緒にオーダーする周辺機器をその場で2,000円割引きしてくれるというもの。

5,780円のマウスが3,780円になるんです。ただし、利用できるのは1シーズン1回だけでVAIO本体と同時購入品に限るんです。メッセージ刻印よりも私は値引きを取りました。(^_^)v

当店店頭の購入特典が今、かなり貯まってきているので、そろそろまとめてご案内するようにしたいと思います。

ということでオーダー終了。お届けは2月3日です。合計金額が5万円くらいになっていますが、私が持っているクーポンを全部使った上に、ほら、昨年夏にテレビを買ってエコポイントをEdyにしてあったじゃないですか？　あれを総動員しました。

本当は車検があるので、この冬は緊縮財政だったんですが、ま、もう2度と手に入らないかもしれないモデルですからね。（って、そういう風に思うと踏ん切りがつけやすいんです。）

オーダーが終わるとそのままUQコミュニケーションズさんのページへ誘導されます。

なるほど、ここですぐに申し込みをするんですね。これを利用すると、入会金が無料、最大2ヶ月無料でWiMAXが利用できます。2月、3月は新型サイバーショット、ハンディカムが続々と登場するのでロケが絶対に増えるはず。その期間だけ無料で使えたら、それだけでいいや。

380円からの2段定額プランに申し込みをしました。使わない月は初年度無料にしてくれるそうですので、いざというときだけ利用するようにすればいいや。

WiMAXもいよいよ、本格体験です。

 

5年ぶりに買うモバイルVAIOです。手放す気はまったくないので自分の名前を思い切り刻印してもらいました。

到着が楽しみだなぁ。

 

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